書評: 論破力
かの有名なひろゆきさんが書いた本です。
この本は、とある会の開場時間より30分ほど早く最寄りの駅に着いてしまったので、大型書店で暇をつぶしているときに衝動買しました。衝動買いだった割には良い買い物でした。
討論番組とか見ないので知らなかったのですが、ひろゆきさんは論破が上手らしいです。 ひろゆきさんに対して、2チャンネルを作った人で、裁判によく呼ばれるけど行ってなかった人で、ゲーム大好きくらいしか印象がなかったです。 作った人よりも作ったサービスが有名なのはエンジニア冥利につきますね。
この手の本は結構途中で飽きるんですが、最後まで楽しく読めました。年齢も同じくらいで、書いてある過去の話もだいたいわかるからだったかも知れません。
- 作者: ひろゆき
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/10/12
- メディア: 新書
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論破力で大事な事が書いてありましたが、以下の2つがぐっと来ました。
- 事実を言う
- 二人で話さない(判定してくれる人がいないと感情的になる)
あとは話している相手の立場になって話すとか、謝って済むなら反射で謝るとか。 私が書くと普通な感じになりますが、ひろゆきさん独自の切り口で書かれていて楽しかったです。
全部真似しようとは思いませんが、こんな人もいて、こんな考えで話している人がいるのか。はー。勉強になったー。と思いました。
面白かったのは、なんども「自分は性格が悪い」とか、「怒っている人を見ても、ヤッター地雷を踏んだぜ!と思う」とか自分の性格を分析しているところでした。 よほどの人じゃないと自分のことを性格が悪いと思っていると思うけど。私がネガティブすぎかな。
いいところはこれからの交渉ごとに取り入れていこうと思います。