だいたいが本を読んだときのめも

調べたりしたチラ裏情報を書いとくところ。

書評: しっかり知りたいビッグデータとAI

AIについて優しく書いてある本。知っているいことが多かったです。ここ数年のAI関連の事柄をわかりやすく紹介している本です。

AIって騒がれているけど、なんじゃろ?と思っている人にはちょうどいいんじゃないかな。

博士と営業職の若手社員の掛け合い形式になっていて読みやすい。

タイトルには「ビッグデータ」も書いてあります。3年前のバズワードと今年のバズワードが並べて書いてあるので、若干のふるさを感じたが、発売は2018年。ビッグデータを入れてくるあたりが「説明するぞ!」という気持ちが強い感じ。

しっかり知りたいビッグデータとAI (丸善ライブラリー)

しっかり知りたいビッグデータとAI (丸善ライブラリー)

AI自体はだいぶん前から存在していたのですが、再度注目されだしたのは、こんな流れかな?と私は思っています。

  • コンピューターの機能向上
  • クラウド化が進んで、誰でも手軽に大容量、高品質のコンピューターが使えるようになった
  • 手軽にビッグデータが収集できるようになった
  • 速くビッグデーターが集計できるようになった
  • 大量のデータを計算して人より速い速度で解析ができるようになった
  • 画像処理やルールがあることをすばやく処理できるようになった
  • AIが再注目されだした

AI(Artificial Intelligence)こと「人工知能」が得意なことと不得意なところについてまとめてあります。

将棋や囲碁でコンピューターがプロと戦った話や、大量のデータをもとに人の行動を分析する話等が書いてあります。

ニュース見ている理系の人は読まなくていいと思いますが、漠然とAIってなに?ロボ?とか思っている人は1回読んだほうがいいと思う。