だいたいが本を読んだときのめも

調べたりしたチラ裏情報を書いとくところ。

書評: テスト駆動開発

テスト駆動開発(TDD)の本。コードもついててわかりやすいです。ケント・ベックさんというとても有名な人が書いた本らしい。日本語訳もテスト界ではとても有名な和田卓人さんです。二人の名前に惹かれてミーハーな気持ちで買ったら痛い目見るぜ!

この本は最後まで気合で読むのが大事。ハンズオン形式でTDDを学ぶ本になっているので、電車とかで適当に読んでも全く身につかないよ!!気をつけて。 第一部は、ただ、我慢強く読んで実装するのです。最後まで行けば、「なるほど!」と膝を打つでしょう。

テスト駆動開発

テスト駆動開発

なぜか、第一部がJavaのコードで、第二部がPythonのコード。両方読める人じゃないと買っちゃだめですか!? 両方の処理系を自分のPCに用意できる人って結構実装できる人じゃない?って思うんですが、世の中のプログラマのレベルはわたくしがおもうよりも上がっているのだろうか?

そんなわけで、ちょっとTDDとは何か知りたい!って人には全く向いていない本です。あたいはTDDをこの一冊で完全習得してやるわ!JavaPythonもどんとこいよ!って方にはとても良い本です。

けなしているわけではなくて素晴らしい本です。わかりやすいです。しかし、読む人を選びます。プログラミング初心者の人は買わないほうがいいです。

必要なレベル

  • 普通にプログラムは書ける人
  • Java, Pythonを実行する環境を自分のマシンに構築できる人
  • Java, Pythonを実行できる人
  • unittestを利用したテストの書き方を知っている
  • JavaPythonのコードは見れば理解できる

内容自体は複雑とか眠くなるとか難しいとかはないので、TDDのお作法を学んでおこうという脱初級エンジニアの方にとてもおすすめです。

テスト駆動開発

テスト駆動開発