書評: 大学4年間の経済学見るだけノート
イラストと短めの解説で経済学の基本的なことを説明している本です。とても読みやすいです。ただ、内容はある程度の大人なら知っていて当然のことばかりです。投資とかやっている人なら買っても知っていることだらけです。オススメしません。
誰に買ってほしいのか?ずばり、学生と若い社会人です。
- 作者: 木暮太一
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2018/06/28
- メディア: 単行本
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私も現在はいろいろやっているので知っていますが、20代の頃は何も考えてませんでした。自分の専門分野の勉強をやっていれば未来が開けると考えていました。確かに一つのことを一途にやってきたので、暮らすのに困ってはいませんが、投資とか経済のことを若いときから真剣に考えていたら良かったなと思うこともあります。投資も身銭を切ってこそなので、若いときから月5000円でも投資信託でも買っていたら良かったなと思っています。
この本は、とある会の開場時間より30分ほど早く最寄りの駅に着いてしまったので、大型書店で暇をつぶしているときに衝動買しました。思春期の子供がいるので、子供が読んでくれたらいいなと思って買いました。読みやすいので、読んでくれました。よく、円高とか貿易とかについて聞いてくるので興味はあったみたいです。
最近の世界経済の先行きは不透明で、どうなるのかわかりませんが、基本を知らないよりは知ったほうがいいので目次を見て知らないことが多い人にはおすすめです。